あまり知られていませんが、いぼは子供によく見られる病気です。体の免疫や抵抗力がまだ弱く、また子供同士の遊びなどで相手に直接接触する機会が大人よりも多いからです。感染例も多く症状も重いのは伝染性軟属腫(水いぼ)です。全身にドーム状の丘疹ができ学校や兄弟間で伝染することから治療に時間を要します。尋常性疣贅(ゆうぜい)も多く見られます。しかし尋常性疣贅(ゆうぜい)はいぼの規模も小さく痛みも微弱で、放置していても自然に消えるため気づかないうちに感染・治癒している場合もあります。子供にできやすいいぼの大半はどちらかです。ごく稀にそれ以外のいぼ、両性の肉腫のようなものができることもあります。治療は大人と同じように液体窒素など外科治療が一般的で、痛みへの耐性を考慮した内服薬・外用薬での治療や麻酔を使用した切除などもあります。
