いわゆるいぼである疣贅(ゆうぜい)の治療として通常皮膚科で行われるのは、凍結療法、電気焼灼法、レーザー療法のどれかです。凍結療法は液体窒素で患部の凍結、融解を繰り返す治療法です。これはいぼの患部を低温で瞬間的に凍結させ、部分的にやけどの状態を起こすことでいぼの芯を皮膚表面に押し上げて、少しずついぼを小さくしていく方法です。電気焼灼法は電気メスで患部を切除する方法で、「電気の熱でいぼを焦がして取る」のが基本的な治療方針です。高熱を加えるためウィルスが死滅しその患部からの再発はなくなります。現在ではレーザーに治療方法を変える病院も多くあります。レーザーではCO2(炭酸ガス)レーザーが広く普及しており、いぼのほかにもしみ、あざ、ほくろなど多くの皮膚症状の改善に使うことができます。他の治療法と違い美容皮膚科での取扱が多い治療法です。
