疣贅(ゆうぜい)はヒトパピローマウイルスに感染することによって発生する感染性のいぼで、一般的ないぼの医学的な正式名称です。いぼの原因菌として最も多いヒトパピローマウィルスは100種類以上もあり、その種類によって現れる症状が違うのも特徴です。疣贅の代表的なものとしては手足にできやすい尋常性疣贅、足の裏に現れる足底疣贅、通常のいぼと異なり平たい形をしている扁平疣贅、性感染症の尖圭コンジローマ、子供の顔に湿疹のように現れる疣贅状表皮発育異常症などがあります。小さいものであれば1~2年程度で自然に治ることもありますが、手のひらや足の裏、頭、関節部等刺激が加わりやすい箇所のものは増殖や悪化を起こしやすいです。感染性であることから直接接触を通してウィルスを人に移してしまうこともあるため、その症状の出た部位に関わらずいぼに気づいたら治療が必要です。
